机の天板の角に丸い穴をあけてコードをすべて穴に通すとすっきりしますが、こういった場合ドリルに「ホールソー」を装着してきれいに開けることができます。初めて開けるときは不安ですが、1回経験すると大丈夫ですよ。
ホールソーを使って穴を綺麗に開ける
木材を開けるホールソーは「SK11 インパクト用 木工用ホールソー 8枚刃」を使っています。穴あけ寸法は25,32,38,45,50,55,60,65mmの8種類のホールソーがセット。石膏ボード用もありますが、木工用でも壁に丸い穴は開けられました。
今まで壁面の上の方に直に扇風機を取り付けていて、電源コードを垂らして電源コンセントにつないでいましたが、見た目が悪いですよね。
上の方に電源コンセントを電気屋さんに作ってもらえば解決するのですが、費用がかかってしまう。今回は電源コードを壁の中に隠してしまうことにしました。
まず電源コードが通過できる大きさを測り、25mmのホールソーを選択。石膏ボードの下に軽量鉄骨の板があるので、上の木工用で穴を開けることはできません。そこで金属にも穴を開けられる「MOHOO HSSドリルビット ホールソーセット 16-53mm 13PCS」を購入。サイズは16mm、18mm、20mm、22mm、25mm、26mm、28mm、30mm、35mm、40mm、45mm、50mm、53mmの13本入っています。電気ドリルに取り付けるだけで鉄/アルミ/石膏ボード/プラスチック/金属合金/バイメタル/スチロール/木材などに穿孔できます。
石膏ボードと軽量鉄骨の板に穴が開き、壁の中にコードを入れられるようになりました。
ところが電源コードの長さが微妙に足りなかった。100均で購入した延長コードをつけたところ、穴よりも大きいため電源コードを通すことができない。
あと5mmあれば通るのですが、一度穴を開けてしまうとホールソーで中心固定して穴を開けるできなくなるので30mmのホールソーは使えません。こういう時はステップドリルを使って徐々に穴を広げることができます。
ステップドリルを使ってすでに開いている穴を拡大する
今回使用したのは「HeartPrice ステップドリル チタンコーティング 3本セット 収納ポーチ付き HP-002」
90日間返金保証、収納ポーチ付きです
- 3種類のステップドリル
(大)4-32mm/15段(中)4-20mm/9段(小)4-12mm/5段 - 六角軸ビットなので電動ドリルドライバー、インパクトドライバーどちらでも使うことができる
- ステンレスは最大1mm、アルミは最大3mmまでの穴あけ可能
- 表面はチタンコーティング処理され切れ味、耐久性がある
ドリルにステップドリルを装着
すでに25mmの穴が開いているので(大)ステップドリル4-32mmを使って徐々に穴を広げていきます
綺麗に穴を拡大することができました
壁の中に電源コードを隠蔽
電源近くに開けた穴から呼び線を通して上の穴に向けて通します。下の穴も木工用ホールソーで38mmの穴を開けてそれにあうパーツでとめてあります。通常の通線ワイヤーだと巻きグセが付いているのでまっすぐ 入れようとしても思ったところにうまく到達しません。このような場合はマルチジョイント呼び線を使えば極端に曲がらないので簡単に目的の穴に到達できます。
一回で上の穴からマルチジョイント呼び線が出てきました
電源コードと呼び線に黄色の水糸を巻き付けていますが、ビニールテープで巻きつけてもこの程度の長さなら引っ張って取れることはないかもしれません。
電源コードを引っ張りだして、水糸を切ります
カバーをして穴を目立たなくすれば完成です
以上で電気コードの見た目がスッキリしました。簡単でしょ!