ネットワーク機器やネットワーク配線は、デスクの裏側に隠していることが多いので見えにくくなっています。数が多い場合は構成図を作成しておかないと何が何だかわからなくなります。YAMAHAルーターのRTX1210の場合は、「ネットワークの見える化」によりネットワークトラブルを見つけやすくなっています。
以前使っていたRTX1100のログイン画面は視覚的には何の情報もありません。
RTX1210にログインしたとき最初に出てくるのが「ダッシュボード」画面。
- トラフィック状況
- ポートごとのリンクアップ状況
- ファームウェアのバージョンやMACアドレス
- 不具合発生の有無
といった情報を一つの画面で確認できます。
初期状態ではLANマップ機能が有効になっていないので設定しておきましょう。
メニュー上部の[LANマップ]をクリック
>右上の[設定]をクリック
必要なインターフェースのLANマップを使用するに☑をいれ、[設定の確定]ボタンをクリック
端末情報の取得を有効化しているために、ネットワークに接続されているPC名や製造元も表示されます。またRTX1210の場合は状況の変化によりリアルタイムに構成変化が反映されるようです。
[機器一覧]または[一覧マップ]をクリックすると詳細なネットワーク構成が表示されます。
機器一覧
接続機器を編集することも可能。接続が消失した機器はグレー表示になっています。
一覧表示
ネットワークの見える化はYAMAHAの無線LANアクセスポイント「WLX302」にも採用されています。電波状況をグラフィカルに表示する機能があり、空きチャンネルを見つけるのに使えそうです。今は他のAPを使っていますが、購入を検討しています。