インターネットで何でもできるようになり便利になりましたが、セキュリティには十分注意しないとウイルスに感染してしまいます。今ではネットバンクは1/3の人が使うようになっているので、ログオンIDやパスワードを第三者に知られると引き出されてしまいます。
ただ銀行などの金融会社は二重、三重のセキュリティを施しているので簡単には悪用できないようになっています。例えばログオン用のパスワードと取引用のパスワードを別々に用意したり、振込をするときは個々に送付された表形式の番号をランダムに入力させたりしています。全く気にしないとどうなるか予想がつかないので、最低限ウイルス対策ソフトを導入する必要があります。以前に比べるとウイルス対策ソフトも安価になり、ソースネクスト社から10年間アップグレード無料のソフトが出てから各社とも安くなってきました。Nortonとかマカフィーとかのメジャーなソフトもどんどん安くなっています。フリーのソフトであるavastを導入しても構わない。個人利用ならメールアドレス登録さえすれば無料で利用可能。機能も問題なさそうだが、ファイアーウォール機能がついていないのでWindowsのものを使うしかない。
最近多数のWebサイト改ざん被害が報告されている「Gumblar」(ガンブラー)ウイルスはAdobe Reader/Acrobatの未修正の脆弱性も使用している。Gumblarは感染用のスクリプトが埋め込まれたWebページを閲覧するだけで感染する危険があります。ウイルス対策ソフトを導入する以外にAdobe関係、Java、Windowsの各製品を最新バージョンにアップデートする必要があります。
セキュリティ対策
- OSを常に最新版を使用
- WindowsならUpdate自動実行設定ON
- ウイルス定義ファイルを最新の状態に更新
- ウイルス検知機能ON
- ソフトウェアを常に最新の状態にアップデート
MyJVN 脆弱性対策情報収集ツール
個々のソフトで最新版をチェックするのは面倒くさいですが、MyJVN 脆弱性対策情報収集ツールを利用すると便利。今のところWindows7は未対応になっていますが、OSがXPやVistaの場合は利用可能。
最新版を確認できるアプリ
- Adobe Reader
- Adobe Flash Player
- JRE(java)
- lhaplus
- Quick time
- Mozilla Firefox
- Mozilla Thunderbird
USB自動接続をOFFにしているかどうかも確認できる。ウイルス感染しているUSBメモリをUSBにつけ、自動接続ONになっているとそのまま感染してしまう。通常はOFFにしておいた方が安全。