TFTPはファイル転送を行うためのプロトコルで、FTPとくらべて簡易な仕様となっており、ユーザ名やパスワードなどによる認証機能がありません。「tftpクライアント機能」としてWindowsに実装されています。
メインに使っているYAMAHAルーター「RTX1100」の設定ファイルを送受信するためにtftpクライアント機能を使っています。
- RTX1100の現在の設定を受信(バックアップ)
- ネットワーク設定を追加するときにRTX1100に送信(リストア)
tftpクライアント機能はDOSプロンプトから実行する。Windows Xpではtftp機能がデフォルトでONになっているのでそのまま使えますが、WindowsVistaやWindows7ではONにしないと使えません。
ためしに設定しないでコマンドプロンプトからtftpを実行すると
→tftpは、[内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません]とメッセージ表示され実行できない
tftpクライアント機能を使えるように設定(Windows7)
コントロールパネルから[プログラム]をクリック
画面の左メニューより[Windowsの機能の有効化または無効化]をクリック
TFTPクライアントにチェックを入れ、[OK]ボタンをクリック
Windows7 32bit版では以上でコマンドが使えるようになります。
64bit版はシステムフォルダ「C:\Windows\System32」にあるTFTP.exeを、「C:\Windows\SysWOW64」にコピーする必要があります。