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802.11n

投稿日:2010年2月13日 更新日:

2.4GHz帯で最速といわれる「802.11g」は、カタログ・スペック上では54Mbpsの通信速度となっていますが、実質的なパフォーマンスは20~25Mbps程度といわれています。なのでADSLなら802.11gでまったく問題ないが、Bフレッツだと50~60Mbps出ているから802.11gでは本来のスピードを体感できない。mailのチェック程度なら20Mbpsも出ていれば十分ですが、大容量のファイルをダウンロードする場合は50Mbps以上だと快適です。

802.11n

  • 2.4GHz/5GHz の周波数帯域
  • 最大伝送速度 600Mbps、実効速度で100Mbps以上

802.11nはMIMO(Multiple Input Multiple Output)による複数のアンテナで送受信を行い、また通信手順の見直しや複数のチャンネルを結合(チャネルボンディング)することにより伝送速度を上げています。2006年3月にドラフト版1.0、2007年8月にドラフト版2.0が策定され、2009年9月に正式規格として認定されました。今のところwindows用のノートPCでは標準装備になっていませんが、春の新製品から出てくるようです。Macでは標準装備になっています。
IEEE 802.11n の規格に適合していても、使用する周波数帯や同時に通信できるチャネル数、チャンネルボンディングへの対応などは、個々の製品によって異なるので、最大通信速度は製品によって違う。
日本国内においては電波法上の制限で当初 20MHz のバンド幅しか利用できなかったが、2007年6月には電波法の一部改正により、同時に使用できるバンド幅が従来の20MHzから40MHzに引き上げられた。これによりチャンネルボンディングが可能となり、最大伝送速度の理論値は従来の150Mbpsから300Mbpsに増えた。

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