YAMAHAルーター「RTX1210」を使ってL2TP/IPsecによるリモートアクセスができるように設定していますが、相手先のPCがWindows Homeエディションだとリモートデスクトップができません。VAIO S11がHomeエディションだったのでリモートデスクトップをするためにはWindows 10 Proにアップデートする必要があるのですが、わざわざ購入するのもどうか?と思い、今回はWindows10 HomeのPCに「Chromeリモートデスクトップ」をインストールして外からリモートアクセスできるように設定してみました。この方法の利点はVPNの知識は全く必要ないことです。ほかにも有名な「TeamViewer」などがあります。
目次
chromeリモートデスクトップ(サーバーの設定)
操作される側PCに「Chrome Remote Desktop Host」のインストールが必要です。
まずchromeウェブストアから[+ CHROMEに追加]をクリック
[アプリを追加]をクリック
[Chrome リモート…]をクリック
[利用を開始]をクリック [リモート接続を有効にする]をクリック [同意してインストール]をクリックダウンロードされたアプリのインストールが必要でした
ダウンロードされた「chromeremotedesktophost.msi」をインストールしてください
6桁以上のPINを2回入力してください。簡単なPINを設定すると他の人からアクセスされてしまうリスクがあるので、なるべく長いPINを設定してください
以上でchromeリモートデスクトップの操作される側のPCの設定が完了しました
chromeリモートデスクトップ(クライアント設定)
Windowsからリモートデスクトップ
chrome://appsにアクセス
>Chromeリモートデスクトップを起動
マイコンピューター
>[利用を開始]をクリック
リモートするPCをクリック
設定したPINを入力
>[接続]をクリック
iPhoneからリモートデスクトップ
アプリをダウンロードしてください
リモートデスクトップをするPCを選択してクリック
PINを入力
リモートデスクトップができるようになりました。アクセスされるPCには以下のような表示が出るのでリモートアクセス中かどうかわかるようになっています。