iPhoneでは標準でVPN接続クライアント機能が装備されています。iPhoneでVPNを何に使うか?一番便利なのはリモートデスクトップで、遠隔のPC画面をそのまま表示することができます。
Windowsの場合、リモートデスクトップは
クライアント機能は標準装備
サーバー機能は
- Windows Xpだとprofessional
- Windows Vistaだとbusiness以上
- Windows 7だとprofessionalでないと装備されていない。
iPhone用にはWindowsのリモートデスクトップのクライアントソフトが用意されていてRDPという「Remote Lite」です。
操作方法
遠隔のPCに接続するためには、VPN接続による暗号化通信が必須
iPhoneならPPTP接続設定は簡単。PPTPによるVPNリモートアクセスをするためには、セグメントの違うネットワークから接続する必要があります。例えば遠隔サーバー側のPCのプライベートアドレスが192.168.1.0/24ならクライアント側は192.168.2.0/24とプライベートアドレスをずらさないといけない。
- iPhoneから3G回線に接続し、VPN接続をONにする。
内部のWiFi接続をすると同じセグメントになるのでVPN接続をしようとしてもできないからとりあえず3Gから接続する。 - iPhoneのRemote liteを起動して、Windowsのリモートデスクトップサーバ-が起動しているPCのプライベートアドレスを指定する。
これだけでiPhoneの画面にPCのデスクトップが現れます。もちろんタッチパネルも使用できるのですが、やや反応が悪い。通信速度の問題と思われるがPCからリモートデスクトップをしたときのようにはいかない。確認できるだけましと思って使うしかない。