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自作PC

自作PCといってもハンダ付したりして作るわけではありません。部品を買ってきて作るので、プラモデルを作るようなものです。出来上がった部品をネジでとめて、電源からのケーブルをつなぎ、HDDドライブやDVDドライブのケーブルをつなぐだけ。いまどきのパソコンは非常に安いのでわざわざ組み立てる必要もありませんが、一度自分で組み立てるとPCの中身もよく理解できるので暇つぶしにはいいかもしれませんね。

年始にファイルメーカー用のPCを2台購入したので、今まで使っていたPCのケースと中身が余ってしまいました。捨てるのももったいないので新たに作ってみました。DVDドライブはそのまま使い、マザーボードとCPUと電源とメモリを新たに購入。マザーボードはマイクロATXしかはいらないPCケースなので選択肢は狭くなります。今回は「ギガバイト」のマザーボードで組み立てました。グラフィックボードも内蔵されているマザーボードだったので部品代がうきます。アナログ端子とDVI端子はもちろんHDMI端子もついています。最近のディスプレイはほとんどDVI端子になっているが、余っているディスプレイはアナログ端子しかないのでちょうどよかったです。去年も2台ASUStekのボードを使って組立ましたが、何の問題もなく動いてくれています。

部品構成

  • HDDは日立製の500G 7200回転 シリアルATA接続 約5000円
  • メモリはDDR2-800(PC6400)の1Gを2枚 CFD製
  • 電源はabee製
  • マザーボード ギガバイト
  • CPU Core 2 Duo E8500

最近のHDDはほとんどがシリアルATAなので、昔の電源を使うとシリアルATA用の電源コネクターが付いていません。アダプターをつければよいのですが、経験からいうと3年間くらいPCをつけっぱなしにしていると電源もしくはHDDが熱のため故障するようです。今回はシリアルATA用の端子がついている電源を新たに購入しました。

組立のポイント

  • 電源からのプラグが何に使うのか?を理解する。

    シリアルATAの端子は小さいL型。従来のHDDやDVDのIDE用は4ピン端子。メイン電源は一番大きいサイズのもの。マザーボード用の8ピンもしくは4ピン端子。
    6ピンはグラフィックボードPCIexpress用。シリアルATAのプラグはIDE用の4ピンに比べると薄くて小さいので取り回しが楽になっています。

  • CPUまわり

    CPUとCPUクーラーの取り付け方。説明書を読めばすぐわかるのですが、部品が高価なので一番緊張します。CPUの取付方向は左下の三角マークを合わせる。CPUはよほどのことがない限り失敗することはないでしょう。CPUクーラーはIntel製だと4個の穴に力を入れて上から押し込むのですが、これがなかなかすぐには入らない。結構力を入れて押し込むので壊れないか心配になります。マザーボードを曲がってしまうような気もしてくるし、本当に穴にはいっているのか?とか考えてしまいます。結論から言うとかなりの力で押しこんでも壊れたことはありません。

  • ケーブル関係

    シリアルATAのL字ケーブルは小さくなってつけやすいのですが、無理やり押し込んで山をつぶさないように気をつけてください。IDE用のHDDやDVDを使うときはマザーボードのどことつなぐか確認します。メイン電源と大きさが同じくらいです。

  • メモリの装着方法

    メモリの切り欠きがメモリの種類によって決まっています。真ん中より少しずれているので挿す方向は間違えないでしょう。上から均等に押すと両端の留め具が勝手に閉じてくれます。dual channelを利用するなら挿す場所が決まっています。おそらく色分けしてあるので同じ色のところに挿せばOK。

  • マザーボードの装着

    PCケースにスぺーサーを装着し、インチねじでねじ止めする。

  • ねじの種類

    たいていはインチねじを使う。ミリねじのほうが細かい。ミリねじはDVDくらいしか使用しません。

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