Googleの日本語入力があるのを知らなかった。日本語入力FEP(フロントエンドプロセッサ)までGoogleが開発するようになった。
ほとんどの人がWindowsを使っているが、マイクロソフトが提供しているIMEは使い勝手が悪い。変換効率は悪いし、変換の動きも微妙。20年前からサードパーティのATOK(ジャストシステム製)のお世話になっている。もともとMS-DOS時代の一太郎についていたFEP。携帯電話にもATOKが使われており、FEPの分野では最強。専門用語辞書を導入したり、自分で登録単語をテキスト化して読み込むとさらいに使い勝手がよくなる。ただいっぱい登録すると日常的に使われる単語が後ろのほうの候補になることもあり逆に非効率的になることもあります。
今回のGoogle日本語入力の一番の特徴は予測変換である。適当に入力すると予測して候補を出してくれる。携帯電話でおなじみの入力方法です。まだ使って間もないがこの予測変換は相当強力。使っている人の変換から単語を登録しているものと思われるが、医学用語もほとんど出てくる。これなら単語登録はとりあえず必要ないかもしれない。今までβ版であったが2月18日より製品版も出ている。ただ安定しているのはβ版だそうです。製品版をダウンロードしてインストールするとベータ版は上書きされる。使い勝手は今のところ問題ないし、なんといっても無料。こんな製品開発されたら他の日本語入力ソフトは撤退するしかないか。恐るべしGoogle。