.fp5→.fp7→.fmp12までファイル変換ができたわけですが、共有設定の方法も変更されています。ファイルメーカーではサーバーを使わなくてもファイルを共有可能です。最終的にはファイルメーカーServer15での運用を考えていますが、Server15ではWindows系だとサーバーOSでないとインストールできないようです。ちょっと敷居が高くなってしまいました。
ファイルメーカーServer15のシステム条件として、
- Windows Server 2012 R2 Standard Edition(更新プログラム 2919355 をインストール済み)
- Windows Server 2008 R2 SP1 Standard Edition
- Windows Server 2008 R2 SP1 Enterprise Edition
- OS X El Capitan 10.11
- OS X Yosemite 10.10
となっていますが、Windowsサーバー系OSだと価格も高いし、使う分だけCALの購入も必要? Mac系のほうが導入しやすいかもしれません。とりあえずサーバーを使わないで共有設定をしてみましょう。
共有設定
共有元PCの設定
ファイル>共有設定>[ファイルメーカークライアントと共有]
職員名簿と業務用電話番号がリレーションされています。まず職員名簿の設定をします。
- ピアツーピア共有の設定→☑オン
- アクセス権→☑すべてのユーザー
- 共有センターに表示させるためにチェックしない
業務用電話番号は職員名簿とリレーションされているので同時に開くようになっています。そのため起動センターに表示させないに☑をいれておきました。
クライアントPCから共有ファイルを開く
ファイル>[共有ファイルを開く]をクリック
起動センターに職員名簿が表示され、クリックして開く
起動センターに表示されないように設定している場合は、ファイル>[共有ファイルを開く]で通常通り開くことが可能です。
アカウント名とパスワードを入力して[OK]をクリック
以上で共有ファイルを開くことができました。