WordPressをカスタマイズするのに、phpファイルをUTF-8(BOMなし)で作成・保存する必要があるのですが、Windowsメモ帳ではできない。UTF-8(BOMなし)を扱えるエディターとしては、秀丸エディターが使いやすい。
BOMとは
BOMとはbyte order markの略。UTF-8(BOMあり)の場合、先頭に3バイトのBOMを付加。具体的には0xEF 0xBB 0xBF。BOMなしの場合はこの3バイトが付きません。 このデータを元にUnicodeで符号化されていること、および符号化の種類の判別に使用する。phpファイルをBOMありで保存すると誤作動することがあるそうです。
個別にUTFを指定保存する方法
秀丸エディターで作成したファイルを[名前をつけて保存]
手動で
- エンコードの種類→Unicode(UTF-8)
- 改行コード→改行=LF
- BOMをつける→付けない場合はチェックをはずす
を選択して保存
個別に保存するときの問題点
半角英数字しか入力されていないテキストをUTF-8(BOMなし)で保存しても、次に開いた時にはデフォルトで設定されたshift+JISでデータを認識してしまう。この状態で日本語を入力すると、UTF-8ではなくshift+JISで保存されてしまう。これを防ぐにはデフォルトでBOMなし保存をするように設定すれば解決します。
UTFをデフォルトでBOMなし保存する方法
メニューからその他を選択
>動作環境をクリック
左下の上級者向け設定に✔を入れると画面が自動で変わり、左メニューからファイル>エンコードをクリック
[標準のエンコードの種類]をクリック
- エンコードの種類→Unicode(UTF-8)
- 改行コード→改行=LF
- BOMの有無→付けない場合は無しを選択
を選択してOKをクリック
以上でUTF-8(BOMなし)で保存できるようになりました。
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